JAMJAM日記|インドネシア編 大友良英 Otomo Yoshihide

撮影:大友良英

インドネシア・バリ編

アンサンブルズ・アジア・オーケストラのプロジェクトが立ち上がって7ヶ月。
わたしが参加しての調査は、2014年9月のフィリピン、12月のインドネシアのバリ、ジャワに続いて3回目になる。今回行ったのは、12月につづきインドネシアのバリ。バリ暦の正月をはさんだ時期に、バリの文化を研究している伊藤俊治先生や、現地のガムラン演奏家で案内人のカデさんに導かれ、喧噪の火祭りや、それとはまったく正反対のニュピと呼ばれる特別な時間を体験することになる。「動」と「静」の鮮やかなまでのコントラスト。ふだん日本で暮らしていると、まったく忘れてしまうようなダイナミックなまでのハレの時間。
それまでアジアの都市文化にしか接してこなかった自分の感覚が、明らかに変化していくのが日記から読みとれると思う。